コロナウイルス感染の予防のために
新型コロナウイルス感染が広がっています。感染予防に必要なことをまとめました。
- 3密を避ける
- 密閉空間で、人々が密集して、近くで話をするような密接な接触、これらを3密と言います。
- 誤解が多いのは、3密がそろうようなことを避ければよい、という誤解です。3つの密のうちの一つでもあってはいけないのです。
- ソーシャルディスタンスをとる
- これも最近よく言われるようになりました。他人との距離を約2メートル離れて行動するようにするということです。室内でも屋外でも同様です。
- 2メートル離れるというのは結構な距離になります。まっすぐ立って腕を上に伸ばした時の指先と地面の距離がだいたい2mでしょう。ですから自分が横に倒れて腕を前に伸ばした状態を想像して、その距離の中に人が入ってはいけない、と考えるということです。
- それは、相手がウイルスを持っていた場合に自分を守ることでもあり、また、自分が万が一ウイルスを持っていた時に相手を守ることでもあります。
- 手をよく洗う
- 何かに触ったら必ず手を洗うという習慣をつけましょう。石鹸をよく泡立てて、指先、指の間、手首までよく洗いましょう。だいたい20~30秒は時間をかけて洗ってください。
- よく言われているのはハッピーバースデーの歌を2コーラス歌いながら洗うとか、お子様向けには手あらいの歌もあります。高齢者向けには「銭形平次」の主題歌(舟木一夫が歌ってました)がおすすめです(あくまでも私見です)。
- 顔は触らない
- 手についたウイルスが目の粘膜、鼻の粘膜などから侵入するのを避けるためです。良く手を洗った後ならまだよいですが、不特定の人が触ったドアノブを触った後に手を洗わないで顔に触れることは大変危険です。
- マスクは使う
- マスクにはウイルスの侵入を予防する効果はない、などと言われています。確かに実験的にはそのようです。しかし、自分がウイルスを持っていた場合、他人に感染させることを予防することはできます。
- また、鼻がかゆくなったときなど、指で直接鼻に触れてはいけませんが、マスクの上から指でこすることならできます。もちろんそのあと手を洗わなければいけませんが。
- 買ってきたものもよく消毒する
- スーパーで買ってきた様々な商品には多くの人が触れているはずです。家に帰ったら、玄関でそれぞれの商品のパッケージをよく消毒しましょう。消毒には次亜塩素酸ナトリウムがよいです。作り方は以下に記します。
次亜塩素酸ナトリウム消毒液の作り方
2リットルのペットボトルの水に塩素系漂白剤(ハイターなど)をペットボトルのキャップ2杯の割合で希釈。
希釈すると効果が薄れてくるそうですから、毎日作り替えるのがよいでしょう。
心配は尽きないと思いますが、これらのことを守ることで感染のリスクはかなり下がるはずです。頑張りましょう。
2020年4月29日
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