よい靴を選ぶために
(平成20年3月4日、ふじみ野市福岡小学校学校保健委員会での発表より)
健全な足腰をつくるために知っておきたいこと
足の構造
- 足あとを見るとまん中がくぼんでいます
- 足の裏が持ち上がっているからです
- この構造を、足のアーチ構造といいます
足のアーチ構造の重要性 1
- アーチ構造と足底腱膜によって体重を支えています(トラスメカニズムといいます)
- 人間が直立二足歩行をするために重要なしくみです
- これは、人間と猿との大きな違いでもあります
足のアーチ構造の重要性 2
- 歩いたり、走ったりするときの蹴り出しの時に、大きな力を生み出すもととなります (ウィンドラス(巻き上げ機)メカニズムといいます)
アーチ構造が弱いと
- 運動能力が低下します
- よい姿勢 で歩けない、走れない、といった問題が生じます
- 腰痛や膝痛の原因 となります
- 足の指の変形 の原因となります
よい靴とは
- アーチをしっかりサポートしてくれるもの
- かかとがしっかりしている
- 靴底の内側が平らではなく、土ふまずのところが少し盛り上がっている
- 靴底がしっかりしていて、足の指の付け根の関節のところだけが曲がるもの
- 履いた とき に、かかとに鉛筆が1 本 はいるくらい
- 靴を選ぶときは30分はかけて、納得のゆくまで試し履きをして選びましょう。
(今回のお話の内容は、慶応大学月ヶ瀬リハビリテーションセンター橋本健史先生のご講演(第6回川越リウマチ懇話会、”関節リウマチにおける足部疾患に対する外科的治療”)を参考に作成させて頂きました)
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