外反母趾について

外反母趾は足の親指の付け根が外側にずれてしまうために起こります。ハイヒールを履く女性や、リウマチに伴って起こることもあります。

外反母趾の予防と治療には、“足のアーチ構造”を保つことが大切です。足の裏を触ってみて下さい。いわゆる土踏まずの部分がへこんでいるのがわかるでしょう。このへこみを“アーチ構造”といい、外反母趾の予防に大切なのです。この“アーチ”が低くなってくると、つまり、へこみが浅くなってしまうと、足の親指の付け根を外側に引っ張る力が強くなってしまい、外反母趾が進んでしまいます。健康サンダルや、ウォーキングシューズでは、靴底のこの部分が膨らんでいて、このアーチを保つようにできています。普段履く靴のこの部分が平らになっているようでしたら、パットを入れてこの部分を膨らませるようにしましょう。市販のものでは、シールになっていて簡単に靴底につけられるものがあります。

つぎに、足のマッサージや、体操が重要です。

風呂上がりなど、筋肉のほぐれているときに、足の指の間、土踏まずの部分、むこうずねの筋肉を良くマッサージしましょう。

足の体操は、このような運動が簡単で、効果的です。“尺取り虫運動”とでも言えばわかりやすいでしょうか。

また、こんな足のじゃんけんも効果的です。家族でやってみてはいかがですか。

左から、グー(すべてのゆびを曲げる)、チョキ(親ゆびだけ伸ばして他の指は曲げる)、パー(すべてのゆびを伸ばす)

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