発熱等風邪症状の患者さんへお願い

新型コロナウイルス感染症が流行しています。院内での感染を予防するため、新型コロナウイルス感染症の可能性のある患者さんは、時間帯を分けて診察しています。熱などでつらい時に恐縮ですがご協力ください。

まずお電話をしてください。

電話で症状を伺い、いらしていただく時間のだいたいの目安をお伝えします。
その際、当院までかかる時間をお伝えください。(徒歩5分、とか、自家用車で10分、など)
こちらの外来の状況などから、受診時間が近づきましたらお電話いたしますので、いらしてください。
外来の混雑状況によっては最初にお伝えした目安の時間よりかなり遅れることもありますが、その点はご容赦ください。

薬局で売っている新型コロナウイルス抗原検査キットをぜひ有効に活用してください。

発熱、咳、咽頭痛などの症状がありましたら、まず、検査キットでご自身で検査してみてください。
もし、検査キットで陽性の場合、新型コロナウイルス感染症ということになります。重症化リスクのない方の場合は対症療法となります。つまり、咳止め、喉の薬、解熱剤などを投与して症状を和らげ、ウイルスが自然となくなるのを待ちます。これは市販の総合感冒薬でも問題はありません。(つまり、病院を受診する必要はありません)この場合も、「陽性者登録」は必要ですので、埼玉県新型コロナ陽性者登録のページから登録してください。
持病があって何か薬を飲んでいて、飲み合わせが心配な場合や、薬のアレルギーが気になる方は当院で対症療法の薬を処方しますので、お問い合わせください。

自宅療養期間は7日間とされています。7日間の間にほとんどの方は症状は軽快します。

咳、痰が絡む感じなどはしばらく残る方は多いです。
7日間経てばウイルスは全くなくなるわけではなく、ウイルスの排出は続いている、つまり感染力はある、と言われています。10日たてばほぼ感染力はなくなると言われています。ですから、7日経ったからといってすぐに会食などをすることはお勧めできません。買い物などには出かけてもかまいませんが、マスクの着用をお願いします。この場合のマスクは、あなた自身を守るためではなく、周りの方にうつさないためです。

検査キットで陰性の場合、可能性は3つあります。

以上の可能性がありますので、当院で診察いたします。多くの場合、新型コロナウイルス抗原検査の再検査とインフルエンザ抗原検査を行うことになります。
患者さん自身で行った検査キットでは陰性でも、こちらで新型コロナウイルス抗原検査を行うと陽性になることも多いです。検査した時期の問題や、検体のとり方(鼻に突っ込む綿棒の入れ方)の問題によるのだと思います。

65歳以上の方や、重症化リスクのある方などは医療機関で発生登録を出す必要がありますので、お話を伺います。

薬を取りに薬局に行くことができない場合(多くの場合そうだと思いますが)、薬局から配達してもらえますので、そのように手配いたします。

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