しゃっくりの治し方

寒くなってくると以外と出やすくなるのがしゃっくりです。医学用語では吃逆(きつぎゃく)といいます。これは、横隔膜や呼吸筋の一時的なけいれんのため、急速な吸気と声門の閉塞が起こるための症状です。長期間続く場合は呼吸器疾患、神経疾患などの可能性がありますが、ほとんどは一過性でのでそのうち止まります。しかし、しゃっくりが出始めたらできるだけ早く治したいものです。特に電車の中など、見知らぬ人たちの中にいるときはそうでしょう。

しゃっくりの治し方にはいろいろあります。びっくりさせる、息をこらえる、しゃっくりのタイミングに合わせて水を一口飲む、など。しかし、どれも効果は今ひとつです。

そこで有効率の高い方法をご紹介しましょう。

(1) まず、コップに一杯の水を用意します。コップの上まで水を入れておいて下さい。

(2) それを飲むのですが、普通はコップの手前側の縁に口を付けて飲みますが、向こう側の縁に口を付けて飲みます。

(3) こんな感じです。こぼさないように、大きくゴクン、ゴクンと3口くらい飲んでみて下さい。

コップの水が少ないのに無理すると鼻に水が入ったりします。コップになみなみと水を入れておくのもコツの一つです。

前屈みになることで横隔膜の緊張が取れ、ゴクンと飲み込んだときにそれまで続いていたけいれんがおさまるということのようです。

一度試してみて下さい。

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